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  「ユニーク」という言葉は頻繁に使われていますが、日本の企業「諸岡」にとっては最もふさわしい言葉です。

  諸岡は、国内外のニッチな市場おいて多様で高品質な製品の供給に特化した、非常に多才で革新的な企業です。

諸岡は、1959年建設会社として創業されましたが、過酷な環境下でのあらゆる建設作業に適したゴムクローラメーカーとしての地位を確立したのは、1970年代半ばになってからでした。 今日、諸岡のゴムクローラは農業用トラクター、ブルドーザー、木材破砕機、ローダー、ダンパー、フォークリフト、 ドリル装置、ショベル、緊急対応クレーンキャリアなど、非常に多様な分野で採用されています。

諸岡製品の多様性、そして厳しい生産スケジュールの中で顧客のカスタマイズされたニーズに速やかに対応できる諸岡の実力と積極性は卓越しています。 2011年に津波が発生し数万人が犠牲となった東日本大地震の際には、諸岡は日本防衛省から再建作業に必要なクレーンキャリア120基の緊急発注を受け、6か月で納品を完了しました。

キープレイヤーとしてのカミンズ

  カミンズ(Cummins)は諸岡の成功において長年キープレーヤーであり、現在では大きな成功を収めている諸岡のMSTキャリアダンプ用 にQSB6.7及びQSL9エンジンを供給しています。

カミンズブランドが諸岡製品に初めて使われたのは1995年で、農業トラクター用ゴムクローラにカミンズのL10が採用されました。1997年には長年親しまれているカミンズのN14エンジンが諸岡のキャリアダンプモデルのラインナップに加わります。

カミンズエンジンが諸岡に深く位置付けられたのは、カミンズ3.9リットルの4BT及び5.9リットルの6BTエンジンが採用されてからで、これらのエンジンは1990~2000年の間に500基を超える諸岡のトラクターに搭載され、信頼性と耐久性において高い名声を築き上げました。

現在、Tier 4 Final排出ガス規制を満たすQSB6.7とQSL9エンジンが、諸岡の大型キャリアダンプに採用されています。コンパクトかつ軽量で出力密度が高いカミンズのエンジンは、あらゆる環境に適応する諸岡の製品に最適です。

排出ガス低減技術

  執行役員 生産・技術本部副本部長の松本氏は、6.7リットルのQSB及び8.9リットルのQSL9エンジンを選択した理由として、カミンズの排出ガス低減技術や技術サポート及び製品の信頼性を挙げました。

定格出力225馬力のQSB6.7エンジンは積載容量7トンのMST-1500キャリアダンプ、定格出力250馬力のQSB6.7エンジンは積載容量11トンのMST-2200キャリアダンプに採用されています。また、定格出力325馬力のQSL9エンジンは米国で製作される15トンのキャリアダンプに搭載されています。

興味深いことに、MSTは「Morooka Snow Track」の略で、これはゴムクローラ雪上車の成功に由来するもので、諸岡製品は1977年から南極で運用されており、今日の優れた諸岡製品の特長である不整地走行能力を強調する言葉として使われています。

諸岡の革新的な能力のハイライトとしては、電動化の車両とあわせて自動運転の車両を開発しています。

諸岡は最も厳しいオフロードの排出ガス規制である欧州Stage V規制に適合する製品を2020年に発売するように準備しており、カミンズと諸岡の関係は今一度重要なステップを歩んでいきます。

EGRレスのエンジン構成

  日本のKomatsu Cummins Engine Company (KCEC)は、過酷な稼働環境でも能力を発揮できるように設計された Stage Vカミンズ QSB6.7エンジンを諸岡に供給する予定です。

EGRレスでシンプルなカミンズエンジン構成、そしてDPF、SCR及び尿素噴射装置(urea dosing system)を一体化した「シングルモジュール」後処理技術のおかげで、エンジンは軽量化され信頼性が高く、ランニングコストは削減されます。

これからも、諸岡は道を切り開いていくことは疑いなく、常に多岐にわたるゴムクローラの新しい製品を探し続けていくことでしょう。

キャプション:

  A) 225 hpカミンズ QSB6.7 エンジン搭載の諸岡クローラキャリア

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  B) 取締役副社長 諸岡氏 (右側から3番目)とリーダーシップチーム

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  C) 上部構造が360度回転可能な諸岡製品の多用途性

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